iPhoneの通信料を2,235円にする方法。


 もちろん、前提条件があります。


(1) Softbankではなく、ドコモ(日本通信)の回線を使います。
(2) 通話は出来ません。データ通信のみです。
(3) 通信速度が最大300Kbps程度になります。
(4) SIMフリーiPhoneが必要です。
(5) パソコンをつなげて、データ通信(最大300Kbps程度)が出来ます。


 この条件で良ければ、iPhoneの月々の通信料を安くする事が出来ます。
 ちなみに、2,235円の計算式は、以下の通りです。


b-microSIM 6ヶ月定額使い放題通信パッケージ 14,900円(税込み)
→ 1ヶ月分 2,483円
→ ヨドバシゴールドポイント10%を考慮 2,235円
 ゴールドポイントを考慮するのがポイントです(笑)。ちなみに、僕はヨドバシカメラのクレジットカードで支払ったので、さらに+1%ポイント還元されます。


 それでは前提条件を解説してみます。


(1) Softbankではなく、ドコモ(日本通信)の回線を使います。
 MVNOというサービスで、日本通信がドコモの回線を使っているサービスを利用します。簡単に言うと、JRの特急電車(あさぎり?)が小田急の線路を走るような感じです。言い換えると、日本通信がドコモの回線を利用するという事です。


(2) 通話は出来ません。データ通信のみです。
 b-microSIMのサービス内容では、安価な代わりにデータ通信のみしか出来ません。そのため、通話やMMS、通信会社のメール(docomo.ne.jpやsoftbank.ne.jpなど)は使えません。
 ※ 通話も可能なb-micro talkingSIMがありますが、これは月額6,260円(無料通話1,050円)と高価です。また初期手数料3,150円がかかります。


(3) 通信速度が300Kbps程度になります。
 (2)にも関連して、安価な理由のひとつとして、通信速度の上限が300Kbps程度に制限されています。iPhone 3GS/4は、理論上最大7.2Mbpsの速度が出ます。


(4) SIMフリーiPhoneが必要です。
 これが意外と大変というか、高価です。僕は通販サイトeXpansysで香港版のiPhone 4を買いました。
 ちなみに、火曜日の深夜に注文して、木曜日の朝には届くという驚きの早さでした(笑)。


(5) パソコンをつなげて、データ通信(最大300Kbps程度が出来ます。
 オマケ的な機能として、300Kbps程度という制限はあるものの、パソコンをつなげて、インターネット接続する事が出来ます。テザリングと呼ばれる機能で、実はiPhone自体に実装されていますが、通信会社の都合で制限されています。(XPERIAGALAXY Sも同様らしいです。)


 そんなこんなで、ただいま絶賛検証中です。300Kbps程度の速度がどの程度なのかが一番気になっている点です。現時点では、特に問題はないというのが個人的な感想です。iPhoneではTwitterアプリを使う、SafariでWebサイトを見るくらいなので、体感速度としてはあまり変わらない気がしています。そもそも、Softbank回線でiPhone 3GSを使っていた時に、数十Kbpsの速度しか出ていない事も良くあったので、今の方が安定しているような気さえします。
 あとは何か気づいたら、また書きます。