ほたる日和


会場 : 渋谷 O-nest
タイトル : 「みらい小説 e.p.」RELEASE TOUR-
出演 : ほたる日和ビアンコネロ、夕暮レトロニカ


 ほたる日和が8月にリリースした「みらい小説e.p.」のリリースツアーのファイナルでした。
 ファイナルという事もあってか、メンバーも気合いが入っていて、とても楽しそうでした。そして、かなり良いセットリストで本当に最高の演奏でした。


 一番手は、夕暮レトロニカでした。去年の8月に新宿のNINE SPICESで対バンした事がきっかけで、今日のライブにお誘いしたそうです。そして、ほたる日和の「昨日の音色」のビデオクリップにベースの方が映り込んでいるそうです。(早川さん情報)ちなみに、ベースの人が弾いてたのは、ギター???音はベースだった気がするんだけど・・・。


 次のビアンコネロは、相変わらずというか、いつも通りというか、エンターテイメントな曲あり、まじめな曲ありで、ナイスなステージでした。そして、MCも面白かったです。「なんちゃったってアイドル」では、けんぢさんがタケコプター(?)みたいなのがついた帽子に、光るメガネといつも通りのスタイルで登場してました。


 トリで登場したほたる日和は、ゆういちさん・・・が、光るメガネ(ビアンコネロのけんぢさんから借用?)を装着して登場しました(笑)。
 最初の曲は何かなぁ・・・と思っていたら、「Rainbow line」で始まって、ちょっと意表を突かれた気がしました(笑)。東京のライブで演奏するのは、たぶん、これが初めてです。疾走感のあるメロディーがなんともカッコ良くて、聴き惚れてしまいました。そして、次は「前触れ」でした。この曲も勢いがあり、カッコ良かったです。この曲を聴いたら、今年の4月のBOXXのワンマンが過りました。ゆういちさんの力強いドラムが最高にカッコ良かったです。
 次の「水色写真」からは、サポートキーボードに踊り場ソウルのハッシーさんを迎えて、5人での演奏になりました。「水色写真」が終わって、早川さんがエレキからアコギに持ち替えている間、いつもは早川さんが弾く「季節はずっと」のイントロの部分を倉橋さんが弾いて、メンバーみんなが演奏に参加して行きました。演奏を途切れさせないための工夫なのか、なかなか斬新でステキでした。そして、「季節はずっと」終わりに、早川さんがすぐ次の曲「渚の約束」につなげてました。この流れもとても良かったです。そして、ブリッジの倉橋さんの速弾きがステキでした。
 次の「流星のとき」では、倉橋さんのギターがかなりカッコいいなぁ・・・と改めて思いました。続く「リンゴアメ」では、お客さんの手拍子も加わって、なかなかの盛り上がりでした。そして、「リンゴアメ」終わりで、早川さんがエレキに持ち替えていて、「リンゴアメ」が終わった途端に、「みらい小説」の演奏が始まりました。なんか、今日はこんなカンジで曲をつなげて演奏して行く箇所がいくつかありました。これがとてもステキでした。


 アンコールの前のMCで、年明けには音源がリリースされる事と、そのツアーがあるとの発表がありました。ツアーファイナルは、3/2(水)に渋谷 O-nestだそうです。
 そして、その音源に収録される新曲「東京組曲」を演奏しました。ミドルテンポの曲で、なかなかステキでした。音源化されるのが今から楽しみです。
 ツアーファイナルを飾る最後の曲は、「セピアフィッシュ」でした。初期のほたる日和の代表曲で、僕がほたる日和を好きになったきっかけの曲なので、今日のこのタイミングで聴けたのがとても嬉しかったです。なんかとても感動的でした。


 演奏が終わると、もっと聴きたい・・・と思う事がありますが、今日はなんかもうお腹いっぱいというか、満足なステージでした。でも、まだ年内にたくさんライブがあるので、これから楽しみです。



<セットリスト>
Rainbow line
前触れ
水色写真
季節はずっと
渚の約束
流星のとき
リンゴアメ
みらい小説

// encore
東京組曲(新曲)
セピアフィッシュ



ほたる日和
 早川厚史 Vocal、Guitar
 倉橋潤 Guitar
 成相悠一 Drums
 吉田弘美 Bass

ほたる日和
http://www.hotarubiyori.net/