つばきフレンズ、ウラニーノ


会場 : 下北沢 CLUB Que
タイトル : 空音模様 vol.15
出演 : つばきフレンズ、ウラニーノ、Over The Dogs


 ヴォーカル 一色さんが脳の病気による手術と入院のため、活動休止となったつばきですが、今日はその一色さんの代わりに、バンド仲間が参加して、つばきフレンズという形態で演奏を行いました。バンドのメンバーが病気などで出演できない場合、通常は公演中止もしくは延期になるのが普通なのに、バンド仲間の助け合いで、今日は形を変えたつばきで出演しました。このバンド仲間の助け合いの心は、何かぐっとくるものがありました。まさに、フレンズ。
 今日のメンバーは、↓でした。
  ギター : 山下壮(LUNKHEAD)
  ギター : 三井律郎(LOST IN TIMEのサポートメンバー)
  ベース : 小川博永(つばき)
  ドラム : 岡本奈穂子(つばき)
  ヴォーカル : 海北大輔(LOST IN TIME)、恒吉豊(Over The Dogs)、小高芳太朗(LUNKHEAD)、山岸賢介(ウラニーノ)、ピストン大橋(ウラニーノ)


 というワケで、今日のトップバッターは、つばきフレンズでした。三井さん、山下さん、小川さん、岡本さんに、ヴォーカル海北さんを加えて、「声の行方」で始まりました。最初から勢いのあるナンバーで、とてもカッコ良かったです。次の「春の嵐」もナイスでした。MCで海北さんは、キーが高い!!って言ってました。
 海北さんがステージを降り、小高さんと恒吉さんが登場しました。最初はさんが「バス停前」を歌いました。なかなか良い感じでした。恒吉さんがステージを降り、今度は小高さんヴォーカルで、「震える手、光射す部屋」を歌いました。個人的に、LUNKHEADの「音のない部屋」とこの曲は世界観が似てるなぁ・・・と思っていたので、小高さんヴォーカルで聴けたのがちょっと嬉しかったです。続いて、「来る朝燃える未来」でした。いつぞやのつばきの曲リクエストライブで第一位(?)だった曲で、かなりステキでした。そして、山下さんと三井さんの二人のギターがとてもナイスでした。
 ここで、山岸さんとピストンが加わり、海北さんもステージに上がり、ちょっとした企画の発表がありました。お客さんから募金を集めて、そのお金で音楽と人という雑誌の広告欄に、つばきフレンズとして、何か掲載するという事でした。一色さんが戻ってくるまで、つばきフレンズで盛り上げて行こうという事らしいです。そして、ステージから写真を撮り、これもそこに載るかもしれないそうです。
 最後は、山岸さんとピストンのヴォーカルによる「妄想列車」でした。これもなかなかステキな感じでした。後で聴いた話によると、これを見たお客さんがtwitterで「ピストンうざい。」とつぶやいたようですが、彼なりにがんばってたので、僕は評価したいと思います(笑)。
 そして、つばきフレンズは3/13にまたCLUB Queでワンマンをやるそうなので、これも楽しみです。



<セットリスト>
声の行方 (海北さん)
春の嵐 (海北さん)
バス停前 (恒吉さん)
震える手、光射す部屋 (小高さん)
来る朝燃える未来 (小高さん)
妄想列車 (山岸さん)


 2番手はOver The Dogsでした。キーボードを加えた5人編成のバンドで、なかなか良い感じでした。


 トリはウラニーノでした。登場曲は「Believe in Love」でした。初めて見たお客さんが多かったのか、リアクションは上々だった気がします(笑)。
 最初は「Wonderful World」でした。山岸さんの歌声にかなり力がこもっていた気がしました。そして、今日のイベントでは、リスペクトするアーティストの曲を1曲カバーするというお題がありました。小倉さんからはBOOWY、ピストンはTMNという意見があったそうです・・・が、リーダー山岸さんの権限で、中島みゆきの「ホームにて」を演奏していました。なかなか良かったです。今日は、新曲(?)もあり、「愛してる」という曲を演奏していました。詩の世界観も、音の感じもウラニーノっぽくてステキだなぁ・・・と思いました。最後は「少年とぼく」でしっとりと締めくくりました。
 アンコールでは、ツアーをするバンドマンの歌「ツアーメン」で会場を盛り上げて今日のイベントの最後を飾りました。物語感のある歌詞がとてもナイスでした。


 終演後、物販に例の募金箱があったので、募金してきました。あと、3/13のチケットもゲットしてきました。今度のライブも楽しみだ。



<セットリスト>
Wonderful World
6月のタイムマシーン
ホームにて (中島みゆきのカバー)
手の鳴る方へ
愛してる
少年とぼく

// encore
ツアーメン