Mr.Children(ネタバレあり)


会場 : 横浜アリーナ
タイトル : Mr.Children TOUR 2011 SENSE
出演 : Mr.Children


 何年かぶりに・・・たぶん、「Q」のツアー以来で先行での抽選に当たったと思います。席もアリーナの真ん中のブロックというホントに良い感じの席でした。ちなみに、チケットには、名前だけでなく住所まで記載されていて、転売を抑止しようという試みではないかと思いました。もうどうせなら、年齢とか、職業とか、年収とか書いてしまえばいいんじゃないかと思いました(笑)。


 というワケで、以下ネタバレありです。









 今回はメンバー4人にプロデューサーの小林さんをサポートキーボードに加えた5人編成での演奏でした。意表を突いた選曲とか、新曲はなかったかなぁ・・・と個人的に思いました。でも、なかなか良いカンジのセットリストでした。そして、アニメーションもなかなか凝っていて、ストーリー性があるカンジでした。


 今日は何の曲で始まるのかなぁ・・・と思っていたら、「NOT FOUND」で始まりました。前向きなカンジの曲で、とてもステキでした。続いて、「HOWL」→「名もなき詩」と会場を盛り上げて行きました。
 個人的には、今日は「【es】」がなかなか良かったと思います。「Dive」から「シーラカンス」の流れは、昨年のap bank fesで聴いていたので、あまり驚きはありませんでした。でも、あの重々しいイントロはやっぱりステキでした。
 「365日」に入る前には、環境に対する事などの数値がスクリーンに映し出されていて、いつぞやのライブの「Worlds end」を彷彿させました。「クジラは一生に○Km泳ぐ。」、「毎秒(?)、○種類の生物が絶滅している。」などに続き、最後は「1年で人を愛せる日数」→「365日」というカンジで曲につながって行きました。
 終盤の「ポケットカスタネット」は、アニメーションでのストーリーの中で、結構重要な位置を占めていたかなぁ・・・と思います。「HERO」を演奏した時、この次に「擬態」で盛り上げたりするかな・・・と思っていたら、予想は的中しました。最後はこのアルバムを聴いて、なんかピンと来た「Prelude」で締めくくってくれたので、ちょっと嬉しかったです。
 アンコールでは、MCで桜井さんが「みなさんとお近づきになりたい。」というような事を話していて、家の近くにある横断歩道を想像して欲しいみたいな事を話し、「横断歩道を渡る人たち」に入りました。桜井さんがハープを吹いてました。この曲も昨年のap bank fesで演奏していました。そして、最後の最後まで取っておいたカンジで「fanfare」で会場を盛り上げ、最後は「Foerever」でしっとりと締めくくりました。


 というワケで、約2時間半で24曲はあっという間に過ぎて行きました。MCが実質一度しかなかったのが、ちょっと意外でした。以前のライブではもうちょっとしゃべったのになぁ・・・。今回はアニメーションがかなり凝ってたので、あえて少なめにしたかもしれませんが・・・。ちなみに、そのMCでは、Mr.Childrenがリリースした曲数の話をしていて、バージョン違いを除くと183cmで、プロデューサー小林さんの身長とほぼ同じ・・・という事でした。
 何にせよ、とても良いライブでした。ちなみに・・・田原さんはほぼ曲ごとにギターを替えていて、それが何本でローテーションしていたのか、気になりました(笑)。



<セットリスト>
NOT FOUND
HOWL
名もなき詩
I'm talking about lovin'
エソラ
HANABI
くるみ
花 -Memento-Mori-
【es】〜Theme of es〜
Dive
シーラカンス
深海
I
ロザリータ
365日
ロックンロールは生きている
フェイク
ポケットカスタネット
HERO
擬態
Prelude

// encore
横断歩道を渡る人たち
fanfare
Forever