考えないヒント


考えないヒント アイデアはこうして生まれる
小山薫堂
幻冬舎新書
2006年11月30日 第一刷発行

 先日、父親に勧められた「もったいない主義」を手に取った時、隣にこの本があったので、一緒に買ってみました。
 「もったいない主義」にも書かれていた著者のユニークで面白いというか・・・ある意味「いとをかし」なエピソードが色々と盛り込まれていました。
 「もったいない主義」よりも前に出版された本なので、読んでいて、「ああ、この事があの話につながるのか!」と思う箇所がいくつかありました。
 この本に書いてある「勝手にテコ入れ」という事を僕も無意識のうちにやってしまう事があるので、僕もこれからは「勝手にテコ入れ」と言葉を使いたいと思います。具体的には、自分がお客としてお店に入った時に、「もっとこうした方が良い」とか、「こうすればもっと良くなるのに」という事を勝手に想像(妄想?)する事です。この「勝手にテコ入れ」されてしまうお客様の要望を拾い上げられるお店や会社がCS(顧客満足)が高いのではないかと思います。
 父親に勧められた流れで、小山薫堂氏の本を2冊読みましたが、自分が何となく思っていた事が少しスッキリしました。そして、小山薫堂氏のような働き方に憧れる今日この頃です。
※今、どうでも良い事に気づいたんですが、「憧」は「心」と「童」で出来ているんですね。なるほど。


<目次>
はじめに
第1章 考えるけれど、考えない
第2章 アイデアは化学反応
第3章 アイデアの種はここにある
第4章 偶然力を鍛えよう
第5章 アイデア体質のつくり方