残業しない技術


残業しない技術
梅森浩一
株式会社 扶桑社
2004年 7月20日 初版第1刷発行

 最近、残業しない工夫を色々と考えているので、「残業」と名の付く本は片っ端からチェックして、参考になりそうな本はすべて読んでいます。
 この本はそんなにボリュームもなく(読むのに30分かかりませんでした。)、おもしろそうだったので、読んでみました。
 残業しないための工夫が色々とあり、なかにはかなりトリッキーなものもありました(笑)。でも、そういう地道な工夫が周りの人の反感を買う事なく、残業を減らせるのかもしれません。
 最後に書かれていたのですが、残業は結局、「あなたの時間を食っている」いや、「あなたの生活を邪魔している。」と言ってもいいと書かれていました。また、反対に不必要に残業代目当てに残っている人がいるとしたら、「会社のカネを横取りしている。」事に他ならないとも書かれていました。
 やはり、仕事の効率化により、仕事の密度を上げて、早く帰る事が、自分にも会社にも良い事・・・ということでしょうか。

残業しない技術

残業しない技術


<目次>
1 80%でもやりすぎ!
2 怠け者は二度働く。
3 ビジネスの「捨てる技術」。
4 「ポストイット」仕事術。
5 早く帰る日こそいいスーツを!
6 「思いこみ」の効用。
7 時間は前で調整。
8 上司へアウトソーシング
9 ホワイトボード演技術。
10 忙しいときはお互いさま!
11 仕事の「質と量の法則」。
12 「言った、言わない」はもう勘弁!
13 書類は「つまり・・・」から読む。
14 捨てられるより、捨てよ!
15 時には、法律をスタディ
16 「おだてる」VS.「誉める」。
17 「接待」というオトナの交際。
18 気分の切り替えスイッチ!
19 プライベート?もちろん最優先!
20 たそがれ清兵衛に学ぶ。
21 「料理」と「仕事」の関係。