通勤電車で新聞を読む人はなぜ仕事が遅いのか


通勤電車で新聞を読む人はなぜ仕事が遅いのか
熱狂的に仕事をこなす技術
松本幸夫
株式会社 同友館
2007年7月9日 第1刷発行

 すみません、僕も読んでます・・・(笑)。ただ、最近はちょっと早起きを心がけているので、イエで読んでから出社する事が増えてきました。
 この本のタイトルは、ある人が「新聞は家で読み、電車では仕事の段取りなどに頭を使え。」と言った話に由来するようです。著者は通勤電車の車内で、仕事の段取りを考えるか、頭を休める事を進めていました。それにより、出社後に集中して仕事に取り組む方が効率的という事でした。
 この本では、メールの対応方法、会議の方法、スケジュール管理、情報収集、コミュニケーション術など、基本的な仕事のスキルに関する工夫が紹介されていました。なかでも、コミュニケーション術で、感じが良くなる5大ルールというのが挙げられていたのが、参考になりました。


感じが良くなる5大ルール
 1 意識してのスマイル
 2 相手を否定しない
 3 しつこくしない
 4 自分を語ること
 5 名前を呼ぶ
 コミュニケーションの向上は、無駄な時間の削減にもつながるという事でした。
 そして、本書の最後に「集中力が鍵」という項目がありました。結局は、スキルよりも集中力がものを言うという事でした。集中して仕事に取り組めなければ、結局、仕事は効率的に片づかないという事でした。確かに、それはその通りだと思います。長時間の残業は、集中力を欠いているので、非行率的な仕事・・・という事になるかもしれません。普通の人であれば、一日に集中できるのは、2時間だそうです。

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はじめに
第1章 効率だけでは仕事は速くかたづかない!
第2章 まずメールとの付き合い方を変えてみよう!
第3章 仕事が速い人は知っている会議を効率よく乗り切るテクニック
第4章 仕事が速い人は知っている超効率的なスケジュールの立て方
第5章 仕事が速い人は知っている本当に使える情報の集め方
第6章 仕事が速い人は知っている時間短縮のコミュニケーション術
第7章 集中できるゴールデンタイムを創り出し熱狂的に仕事をこなす技術