ほたる日和


下北沢 CLUB Que
「季節はずっと」発売記念公演「蛍百景 〜第五夜〜」
ほたる日和、Natural Records、LOVE LOVE LOVE

 個人的に、今年一番楽しみにしていたと言っても過言ではないライブでした。
 今日は、ほたる日和の「季節はずっと」のレコ発イベントでした。

 最初のNatural Recordsは、初めて見ましたが、キーボードVocalで、ウッドベースを弾く曲もあったりして、groovyというか、danceableというか、そんなカンジでなかなかステキでした。
 次のLOVE LOVE LOVEは、今年の始めに、D.W.ニコルズと対バンした以来に見ましたが、寡黙なギタリストが奏でるギターの音がなかなかカッコ良かったです。
 そんなこんなで、どちらもステキだったので、あっという間に、ほたる日和の番がやってきました。

 最初の曲は、定番の「セピアフィッシュ」でした。何気に、今年、ライブで20回くらい聴いてます。もちろん、最多の曲です(笑)。今日はメンバーみんなの迫力が伝わって来て、今年最高の「セピアフィッシュ」だったと思います。続いての「少年時代」は、ほたる日和の曲の中でも、ロックなナンバーです。そして、この曲は、ほたる日和では珍しく誰もコーラスに入らない曲です。その分、他のメンバーがそれぞれの楽器に全力を尽くせるのかな・・・と思いました。いつもこの曲の世界観と、演奏に圧倒されてしまいます。次は、「セピアフィッシュ」の次くらいにたくさん聴いた「金木犀」でした。この曲のブリッジからサビに行くところのベースの音が好きです。
 そして、セッティングの時から気になっていたキーボードを演奏する人が紹介されました。踊り場ソウルから、ハッシーさんが「季節はずっと」と「スケッチブック」でキーボードを演奏していました。ほたる日和で、キーボードが入ったライブを僕は初めて見ました。「季節はずっと」のサビとか、一番最後の部分でかなり良い味を出していました。次の「スケッチブック」は今の時期にピッタリなカンジで、シンセの音が彩りを添えていて、ステキでした。次は一転して、「リンゴアメ」でした。もしかしたら、今年一番大きな手拍子だったかもしれませんね。本編の最後は、「昨日の音色」でした。今年の序盤にリリースされて、ライブでも何度も聴きましたが、ギターの音と、コーラスのカンジが何とも言ないくらいステキでした。
 アンコールでは、暖かいカンジの曲というように紹介された「キャラメル」を演奏しました。倉橋さんが途中のリフは、指弾きしていました。ちなみに、本編の最後のMCで、2/17に、ほたる日和初のフルアルバム「elementary」がリリースされる事が発表されましたが、この曲も入るといいなぁ・・・と思っています。そして、今年最後に演奏した曲は「天の川」でした。イントロを聴くと、初めて聴いた柏Zaxをいつも思い出してしまいます。初めて聴いた時のインパクトが未だに残っていて、聴く度にぐっと来ます。



<セットリスト>
セピアフィッシュ
少年時代
金木犀
// mc
季節はずっと (Key. ハッシー)
// mc
スケッチブック (Key. ハッシー)
リンゴアメ
// mc
昨日の音色

// encore
キャラメル
// mc
天の川


ほたる日和
 早川厚史 Vocal、Guitar
 倉橋潤 Guitar
 あやこ Bass
 成相悠一 Drums

ほたる日和
http://www.hotarubiyori.com/