ap bank fes '10


会場 : 掛川 つま恋
タイトル : ap bank fes '10
出演 : Bank Band with Great Artists(阿部真央、FUNKEY MONKEY BABYS、Cocco横山剣Salyu)
    世界の終わり、MONGOL800Mr.Childrenレミオロメン

 ap bank fesは、何気に初回の2005年から毎年参加しています。(2007年は台風で1〜2日目が中止になったので行けませんでしたが。)
 そして、今年も良いお天気でした。毎年、1日目に参加するんですが、雨は一度も降った事がありません。(2〜3日目は雨の年がありました。)


 今年はメインのステージが二つに分かれていて、Bank Band用とその他のバンド用といったカンジになっていました。
 最初のステージは、Bank Bandがある意味ap bank fesのテーマソングとも言える「よく来たね」でスタートしました。晴れた日にこの曲は最高でした。続いて、「カルアミルク」(岡村靖幸)でした。「六本木で会おうよ」という歌詞を「つま恋で会おうよ」に変えて歌っていました。
 Bank Bandの最初のステージはこの2曲で終わりました。



 次は隣のステージで、個人的に今日一番楽しみにしてたバンド「世界の終わり」が登場しました。5月のツアーで、ほたる日和と対バンしていてちょっと気になって、視聴してCDを買って、ライブを見るのは今回が初めてだったので、ライブではどんな感じになるのかが本当に楽しみでした。
 ライブは「青い太陽」で始まりました。Vo.+G.、G.、Key.、DJという独特の編成のバンドですが、つま恋のステージでもなかなか良い感じに聴こえました。続いて、「虹色の戦争」では、世界の終わりを初めて見る人も、ちょっと楽しそうでした。そして、DJ LOVEのコーラスというか、ヴォーカルがいい味を出しているなぁ・・・と思いました。そして、今日は新曲「天使と悪魔」も演奏しました。深澤さんが「アルバムに入ってない曲をやります。」と言った後、藤崎さんから、「新曲って言わないと分からないよ!!」ってツッコミを受けてました(笑)。
 そして、最後はしっとりと始まる彼らの代表曲(?)「幻の命」で締めくくりました。曲の最後は力強いカンジがして、とてもカッコ良かったです。
 次はライブハウスで見たいなぁ・・・と思いました。


<セットリスト>
青い太陽
虹色の戦争
天使と悪魔(新曲)
死の魔法
幻の命



 毎年トリを務めていたMr.Childrenは今年は中盤くらいで登場しました。昨日、たまたま友達の車に乗っている時に、アルバム「深海」を聴いてて、「明日これで始まったらスゴイよね(笑)。」って、冗談で言ってたんですが・・・SEの音が・・・「Dive」。そして、「シーラカンス」につながったのが、驚愕でした(笑)。確か2001年のツアー「POP SAURUS」以来にライブで聴いたと思います。(ROCK IN JAPAN FESでもやってた気がします。)今日は何かある気がするな・・・という予感がしました。
 次はアルバム「シフクノオト」から「PADDLE」でした。「いい事があってこその笑顔じゃなくて 笑顔でいりゃいい事あると思えたら それがいい事の序章です」という前向きな歌詞が大好きです。
 次は「1983年の曲をやります。」という桜井さんのMCで、尾崎豊さんの「僕が僕であるために」を演奏しました。尾崎豊さんのトリビュート盤でしか聴いたコトがなかったので、ライブではなかなか新鮮でした。続いて、はタイトルがパッと浮かばなかったんですが、シングル「GIFT」のカップリング「横断歩道を渡る人たち」でした。独特の詩の世界がナイスでした。続いて、アルバム「DISCOVERY」から、「I'll be」でした。シングルバージョンに「I'LL BE」という曲もありますが、今日は「I'll be」だったと思います。そして、最近CMでも流れている「365日」、アルバム「SUPER MARKET FANTASY」から「声」に続きました。
 そして、最後はアルバム「I LOVE U」から、オープニング曲「Worlds end」でした。世界の終わりにかけていたのかは分かりません。
 ・・・というワケで、何かあると思った予感は、シングル曲なし・・・という事でした(笑)。個人的には、レア曲が多くて、面白かったです。
  ※ 2日目には、「しるし」とか、「es」とかを歌ったそうです。



<セットリスト>
Dive (opening SE)
シーラカンス
PADDLE
僕が僕であるために (尾崎豊)
横断歩道を渡る人たち
I'll be
365日

Worlds end



 トリのBank Bandの前に登場したのは、レミオロメンでした。盛り上がる系のナンバーを立て続けに演奏し、「花鳥風月」をしっとりと歌い上げ、また盛り上げるというステージの内容が某バンドとは対極的でした(笑)。ファミリー向けな内容で、シンプルに楽しいと思えるセットリストでした。これはこれで良かったです。


<セットリスト>
Starting Over
雨上がり
スタンドバイミー
明日に架かる橋
花鳥風月
Sakura
立つんだジョー



 トリのBank Bandは、RADWIMPSのカバー「有心論」で始まりました。中島みゆきさんのカバー「糸」が秀逸でした。浜田省吾さんのカバー「僕と彼女と週末に」では途中に詩の朗読みたいな部分があって、「煙突のある町の」の世界観とつながるところがあるなぁ・・・と改めて思いました。
 翌日出演するGOING UNDER GROUNDのカバー「ハートビート」も演奏していました。オリジナルとはちょっと違うアレンジなんですが、僕はやっぱりオリジナルが好きです(笑)。そして、同日、富士急ハイランドでイベントをやっているフジファブリックの「若者のすべて」も演奏していました。何かちょっと感慨深いものがありました。
 Bank Bandはアルバム「沿志奏遭3」がメインのセットリストだったと思います。このアルバムの選曲は誰がどう決めているのか気になる今日この頃です。


 そんなこんなで、また来年のap bank fesも、ゆるいカンジで参加したいなぁ・・・と思いました。