「SAS睡眠時無呼吸症候群 発見プロジェクト」セミナー

 日経のメールマガジンで見つけて、面白そうだったので、参加してきました。


SAS睡眠時無呼吸症候群 発見プロジェクト」セミナー
知っていますか?SAS[睡眠時無呼吸症候群]のリスク

(1) 開会挨拶
 NPO法人 睡眠時無呼吸症候群ネットワーク理事長 江上貞夫 氏

(2) 基調講演 SASがもたらす身体・社会への影響
 東京医科大学 睡眠学講座教授 / 代々木睡眠クリニック院長 井上雄一 氏

(3) 基調講演 SAS診療の現場から〜たかが"いびき"、されど"いびき"〜
 筑波大学大学院教授 睡眠医学講座教授 佐藤誠

(4) パネルディスカッション SASの発見と治療、付き合い方について
<パネリスト>
 NPO法人 睡眠時無呼吸症候群ネットワーク理事長 江上貞夫 氏
 東京医科大学 睡眠学講座教授 / 代々木睡眠クリニック院長 井上雄一 氏
 筑波大学大学院教授 睡眠医学講座教授 佐藤誠
 編集者・評論家 山田五郎
<コーディネータ>
 日系ヘルス編集長 藤井省吾氏


 まず、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、約90種類ある睡眠障害のなかの一つの病気だそうです。睡眠時無呼吸にもいろいろと種類があり、閉塞性睡眠時無呼吸症候群が全体の90%程度だそうです。
  ※ SASは、Sleep Apnea Syndromeの略です。
 OSASは自分では気づきにくいため、受診率が低いのが現状という事でした。そこで、セルフチェックとして、以下のものが挙げられていました。
  ※ 一部の項目は、自分では気づけませんが・・・。



OSAS(閉塞型睡眠時無呼吸症候群)セルフチェック
Q1 しょっちゅういびきをかく。 1.5点
Q2 肥満傾向がある。 1.5点
Q3 高血圧がある。 1.5点
Q4 昼間の眠気・居眠りで困る事がある。 1点
Q5 寝つきは悪くはないが、夜間の眠りが浅い、またはしばしば目が覚める。 1点
Q6 いくら寝ても朝疲れが取れていない感じがする。もしくは朝しばしば頭痛がある。 1点
Q7 お酒を飲まない日でも、夜間寝ている時に息が止まる。 3点

0〜2.5点 : 睡眠時無呼吸の可能性は低い
3点以上 : 病院での診察が必要

監修 : 東京医科大学 睡眠学講座教授 / 代々木睡眠クリニック院長 井上雄一


 SASは、身体へに影響があり、眠気による社会生活に影響を及ぼす可能性があるため、治療の必要があるそうです。SASによる影響で、作業効率は40%低下するそうです。
 そして、SASには、いびきがつきものです。しかし、いびきはよく眠っている証拠ではなく、助けを求める声と理解した方が良いそうです。


 SASを生活習慣の改善のみで治す事は困難ですが、軽減させる事は可能だそうです。具体的には、「減量」、「横向きに寝る」、「減酒」だそうです。
 気になったら・・・お医者さんへ行くのがベストですね。



SAS睡眠時無呼吸 発見プロジェクト
http://www.are-you-sas.jp/