ウラニーノ、D.W.ニコルズ


会場 : 下北沢 CLUB Que
タイトル : 夏の陣 RETURN TO NATURAL "VS series"
出演 : ウラニーノD.W.ニコルズ

 ツーマン(出演者が二組のイベント)は、演奏時間が長い(大体1時間くらい)ので、楽しいんですが、その出演者二組とも好きなバンドの場合は、めっちゃ嬉しいワケです。そして、今日はまさにそんなイベントでした。


 最初はウラニーノが登場しました。登場曲は、LINDBERGの「BELIEVE IN LOVE」でした。登場時のパフォーマンスは僕の文章力では伝わらないと思うので、ライブ会場で見てもらえれば・・・と思います。
 そして、ライブは「終着駅」で始まりました。登場曲とはガラッと印象が変わるので、初めて見た人はちょっとビックリしたかと思います(笑)。サポートのギターと山岸さんのギターがとても良いカンジでした。「ダンボールに囲まれて」では、3人の異なる立場の主人公がダンボールに囲まれているという同じ状況にいて、それぞれの主人公から見た神様について歌っている歌で、物語の構成が面白いなぁ・・・と改めて思いました。MCで山岸さんが「問題作。」と紹介した「手の鳴る方へ」は、歌詞の内容は確かに問題があるような気がしますが、現代の若者の苦悩みたいな状況に、歌の主人公(僕≒山岸さん)が寄り添うようなカンジを受けました。「中央分離帯」ではウラニーノのバンドとしての底力を感じました。(ワンマンでは「サンデーロッカーズ」と続けて演奏してたのが印象的でした。)
 終盤の「ツアーメン」では、ちょっとした仕掛けがあって、ピストン大橋さんをいじっていましたが、それが逆にメンバーのチームワークの良さがあってこそ出来るんだろうなぁ・・・と感じました。最後は「サボテン」でしっとりと締めくくりました。


 MCで山岸さんが「一度でいいから、D.W.ニコルズとリズム隊を入れ替えたい。」と言っていたのが面白かったです(笑)。
 そして、この日はドラム小倉さんの自宅で収穫されたナスを希望者にプレゼント・・・という事なので、頂いてきました(笑)。そして、ちゃんとお持ち帰り用のビニール袋まで用意してくれてたのがちょっとステキでした。(詳しくは↓)



<セットリスト>
opening SE : BELIEVE IN LOVE (LINDBERG)

終着駅
夕焼け、ぼくらを焼き尽くせ
ダンボールに囲まれて
手の鳴る方へ
少年とぼく
中央分離帯
ツアーメン
Wonderful World
サボテン



 続いて、D.W.ニコルズは、「波待ちサーファー」で始まりました。詩の世界が何かニコルズっぽくて良いカンジでした。久しぶりに聴いた「チャールストンのグッドライフ」はギターのリフがステキでした。そして、個人的には「ONELBUM」の中で一番好きな曲「サマーレイン」が聴けてちょっと嬉しかったです。リズムのカンジとギターのカンジがとてもステキでした。
 そうそう、今日はだいちゃんがアコギ2本を弾き分けていました。
 秋からアルバム「ONELBUM」の本格的な全国ツアーが始まるのですが、その前の9/25に、CLUB Queでワンマンをやる事が発表になりました。(早速、帰りにチケットを購入しました。)
  ※ ツアーファイナルは渋谷 CLUB QUATTROでのワンマンです。
 最後は「春風」で、ニコルズらしい暖かいカンジで締めくくりました。


<セットリスト>
波待ちサーファー
チャールストンのグッドライフ
マーレイン
せがれ
太陽
ホームワーク
ラヴリー
グリンピースヌーピー
B.D.K.
マイライフストーリー
春風